四天王は、それぞれ須弥山の中腹で「持国天」は東方の門を、「増長天」は南方の門を、「広目天」は西方の門を、毘沙門天(多聞天)は北方の門を守っている。 当山の四天王像は桧材の寄木造りで、表面に乾漆を盛られ、各像ともいたって動きが少なく静かな姿を示し、雄大で力のこもった面相である。像高は242センチほどで、増長天と多聞天は邪鬼を踏みつけ、持国天と広目天は岩座の上に立っている。 画像をクリックすると拡大します。 左図、右より「持国天」「増長天」「多聞天」「広目天」 像高 それぞれ約242cm